バス通勤研究所

駅近に住みたい、でも高い! そんなあなたにバス通勤のススメ。バス本数の多い路線のバス停近くに住めば安い家賃でラクラク快適通勤。 当ブログではそんな本数の多いバス路線を東京近郊を中心に紹介していきます。

バス通勤のメリット・デメリット

本ブログでご紹介しているバス通勤、そのメリット・デメリットについて整理してみました。

実は管理人も駅徒歩15分で目の前がバス停のマンションに住んでおり夏場は毎日のようにバスを利用させてもらっています。管理人が日々使っている中で感じたメリット・デメリットを記事にしてみました。他にもこんないいこと、悪いことがあるよという方はコメントをいただけますと幸いです。

メリット

暑さ・寒さを避けられる

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たとえ駅まで徒歩5分の駅近物件に住んでいたとしても35度を超える猛暑であれば汗だくになってしまうでしょう。しかし、バス停が目の前にあれば、駅までの実質徒歩時間は1分なんてことも簡単に実現できます。駅徒歩1分の物件に住むのは簡単ではないはずです。風の強いや寒い日、バス便のないところに住んでいればタクシーを使おうにも行列ができていて捕まらない……なんてこともなく、バスに乗ればすぐに家に帰ることができるでしょう。

家賃が抑えられる

駅から15分、20分離れると家賃は2~3割ほど下がることが多いです。そのため、バス代を払ってもお釣りが返ってきます。バス乗車時間の分、郊外に目を向けても駅近だと意外と家賃は変わらないものです。本ブログで紹介しているエリアは徒歩15分〜遠くても30分です。普段は徒歩 or 自転車で暑い日だけバスなんて選択もできます。

災害時に帰りやすい

3.11は記憶に新しいところです。首都圏の鉄道は全線ストップし、都心には帰宅難民が溢れかえりました。バス通勤エリアは駅までの距離を犠牲にして比較的都心寄りに住むことができるため、歩いて帰ることも比較的容易になります。

周辺環境が良い

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一般的に駅から離れるとゴミゴミした雰囲気はなくなり、静かで落ち着いた環境になることが多いです。特に緑地をたっぷり取った公園などはバス便エリアの特権でしょう。ゆったりとした生活が期待できます。


デメリット

駅から遠い

1番のデメリットは駅から遠いことです。駅まで遠いことが心理的負担となりあまりでかけなくなってしまう可能性があります。これは人によりけりだと思います。管理人は休みの日にはあまりでかけなくなってしまいました。(特に暑い日は)

バスは遅れやすい

バスは鉄道と異なり、道路事情に影響されるため遅れやすいです。当ブログで紹介している路線はバスが1時間あたり10本以上に限っているためバスが時間通り来なくてイライラすることはないでしょう。最近ではバスの現在地がわかるバスロケサービスを提供している事業者も多いですので確認してみると良いでしょう。ただ、利用する際は時間に余裕を持つことをお勧めします。逆にいうと、時間にあまり縛られていないフレックスタイム制の会社に勤めている方はメリットにもなるかもしれません。

満員で乗れないことがある

鉄道と違い、1台に乗れる人数に限りがあるため、満員で到着した場合乗車できないという可能性があります。この問題も当ブログで紹介している路線の場合は次々に来るため気にする必要はないでしょう。満員のバスのすぐ後のバスはガラガラで座れるほどということもよくあります。

運行時間が限られる

鉄道と比べると、バス路線の始発は遅く、終バスは早いことが多いです。首都圏の路線の場合、始発は6時ごろ、終バスは23時~24時頃というところが多いでしょう。深夜になると乗車料金が2倍になることがあるため注意が必要です。
これを逆手にとると、朝早く、夜遅くに出歩くことの少ない人は何の問題もないためメリットになるでしょう。

定期券代が支給されないことがある

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管理人が勤めている会社の場合、最寄り駅まで1.5km以上でないとバス通勤定期代が支給されないという決まりがあるため、バス代は自腹になっています。お勤めの会社の定期券支給要件を確認する必要があるでしょう。当ブログで紹介しているエリアは駅まで1~2km程度のエリアです。お勤めの会社の距離要件と相談して1つ遠いバス停で探すなど工夫すると良いでしょう。
ちなみに東急バスの場合、1ヶ月定期は9850円です。SUICAPASMOで乗車すると毎月の利用が一定額を超えるごとにバス特サービスというものでバス利用に使えるチケットが付与されます。9000円を利用すると累計1560円分のチケットが付与されるため、定期代の元を取るためには52回以上の乗車が必要です。週5日勤務ですと最大でも23回の出社のため定期券がお得になることはあまりないです。